勉強会と個別相談を受けられた
患者さんが書いてくださいました。
ありがとうと言っていただけると、それだけでやって良かったなと思います。勉強会で会った患者さんが、何か私でお役に立てることがあればと言って頂きました。それで、掲載のための文章をお願いしたら、素晴らしい文章を書いていただいて!
ありがとうございます。そのまま掲載させていただきます。
#2 患者さんご本人から(渋谷と横浜で講演会参加、個別相談)
私は、8年前に乳がん(HER2陽性)の手術、抗がん剤、ハーセプチンの治療を受け、4年後にリンパ浮腫を発症しました。
渋谷での相談会で、谷野先生に、乳がんの事ではなく、手術後、血液検査で低値が続いている事をご相談しました。これまで何人もの医師に相談しましたが、はっきりしたお答えがなく、受診する科さえわからずモヤモヤが続いていました。
今回、谷野先生に受診に相応しい科を教えて頂き、早速、専門医・指導医の開業医を探し受診しました。詳しいご説明をお聞きできた上に、「心配ない」というご判断も頂けました。昨日までの自分(血液成分)と何も変わらないのに(笑)スッキリ元気になれました。
そして、もうひとつ、「叔母が乳がんで40代で亡くなったので、母や親族に余計な心配をかけたくないし、知られたくないので伝えていない」事もお話ししました。
遺伝子検査で的確な治療を受けられる可能性がある事を知って、血縁者には伝えないといけないだろうな、とは思いつつ時間だけが過ぎていました。
今回、先生から「伝えて、助けてもらうといい」という助言を頂き、そのおかげで、伝える決心がつき伝えました。血縁者には大事な情報です。責任を果たせた気がしてホッとしています。
短い時間でしたのに、谷野先生に相談する事で長年抱え込んでいた二つの大きなモヤモヤが一気に解決できました。
また、横浜での乳がん学会、谷野先生の勉強会にも参加しました。
学会では、日々先生方のご尽力で、治療法が進化し続けている事を知りました。私はハーセプチンの開発のおかげで元気に過ごせています。様々な情報があるので、ヘルスリテラシーを高める必要性を痛感しています。
勉強会では、リンパ浮腫の画期的な治療法も教えて頂きました。
自分の治療法を決定するには正しい情報が必要です。だからといって、日々進化する治療法の全てを知り、自分に合った治療法を選択する事は出来ません。谷野先生がはじめられたセカンドオピニオンでご意見をお聞きし、情報を得る事は、患者にとってどれほど大切で意義ある事かと思います。
谷野先生のセカンドオピニオンが、多くの患者の助けになると信じています。
勉強会では、治療選択のスキル ①選択肢 ②長所 ③短所 ④価値観 の順番で決める事も教えて頂きました。治療のみならず、物事を決める時に応用すれば、納得した豊かな人生を送れそうです。
この度、先生にご相談できた事で、思い悩む時間が減りました。
これからの人生を、もっと楽しく前向きに生きていこう と思っています。
谷野先生、有難うございました。心から感謝申し上げます。